ベルリン

アルファタウリ x KaDeWe

初の3Dニットラボをポップアップストアで開催

アルファタウリは、2019年4月1日から20日までの期間、ベルリンの大手人気デパート「KaDeWe」のエントランスを飾る64m2の展示スペースで、ポップアップコンセプトのインタラクティブな3Dニットラボを初めて開催いたします。

ハイテク編機である3Dニッティングマシンを2台設置し、100%再生可能な高機能糸を使ったサスティナブルかつプレミアムなメイドトゥメジャーニットウェアを、その場で一着まるごと無縫製で編成します。

3Dニットラボで造られるメイドトゥメジャーウェア

3Dニッティングテクノロジーを使った製造法とデザインには様々なメリットがあります。たとえば、着る人一人ひとりの体型にジャストフィットする3Dニットを、オンデマンドで製造できること。また、3Dニッティングマシンはわずか1時間ほどで1着のニットを製造できるので、製造時間を大幅に短縮できるうえ、従来の製造法と比べ、素材の使用量をおよそ30%削減できます。これはつまり、30%の廃棄量削減を意味し、高スコアの持続可能性を示しています。

アルファタウリラボを訪れたカスタマーは、実際に自分の身体を熟練のスタッフに計測してもらったあと、メイドトゥメジャーの3Dニットアイテムを注文することができました。

カスタムフィット設計

ポップアップデザインラボではまた、希望者を対象にカシミヤ・メリノウール3Dニットウェア カプセルコレクションにイニシャルまたは絵文字を入れる、KaDeWe限定のパーソナライズサービスを提供。絵文字とイニシャルは、この初イベントのために特別デザインされたもので、ネオンオレンジとシルバーカラーのハイテク素材のテープを使って、熱圧着で服に接着されました。カスタマーは「パーソナライズステーション」で、あらかじめ用意されたカラー、イニシャル、絵文字の中から、お好みのデザインを選ぶことができました。

3Dニッティングテクノロジー:ファッションの未来

アルファタウリの3Dニットカプセルコレクションのニットウェアは、日本のSHIMA SEIKIが開発したホールガーメント横編機を使って製造されています。SHIMA SEIKIは、アルファタウリの戦略的パートナーです。アルファタウリの3Dニットラボは、販売拠点に革新的なテクノロジーを導入し、オンラインとオフラインの販売方法を組み合わせることで、ビジネス機会を拡大できることを証明しています。これからますますファッション業界のオンデマンド化が進むというインサイトを見出す機会となったラボ。

アルファタウリはこの3Dニットポップアップラボにより、メイドトゥメジャーのニットウェアを短時間で製造することを可能にしました。

ショップウィンドウ

3週間にわたって開催された3Dニットポップアップラボ。そのテーマでもある「ショップウィンドウ」コンセプトは、ベルリンのタウエンチーン通りに面して設けられた10のウィンドウに、ブランドのレターロゴ、イノベーションとテクノロジー、厳選されたプロダクトを展示するというもの。ベルリンで最も賑わいをみせるショッピングエリアの目抜き通りに、3週間の間(もちろん閉店後も)アルファタウリの名前がイルミネーションの光に照らし出されました。

3Dニットウェアをコレクションのパーマネントアイテムに

アルファタウリは2019年秋冬コレクションで初めて、すべてのニットウェアを3Dニッティングマシンを使って製造しました。今シーズンのお気に入りスタイルを、今すぐ見つけましょう。