AlphaTauri 3D Strick

3Dニット

ファッションテクノロジーの未来

アルファタウリは、パーパスドリブンなブランドとして、最新のテクノロジーとファッションを融合させ、テキスタイルテクノロジーから製造方法にいたるまで革新をもたらします。

時代のニーズを先読みし、動きやすさにこだわってデザインされた服は、終日着用できる快適さ。それらはメリノウール、カシミヤ、高機能糸を使用し、無縫製で編み上げる3Dニットテクノロジーをはじめとする革新的なテキスタイル技術によって製造されています。

3Dニッティングマシン

アルファタウリの3Dニットウェアは、日本のSHIMA SEIKIが開発したホールガーメント横編機を使用し、立体的に編み上げられています。

SHIMA SEIKIは、この複雑かつ革新的なニッティングテクノロジー分野のパイオニア的存在であり、アルファタウリの戦略的パートナーです。アルファタウリが使用する3Dニッティングテクノロジーには多くのメリットがあります。そのひとつは、製造時間を大幅に削減できること。ニットウェアは一着まるごと立体的に編成されるので、ほんの1時間ほどで完成します。このイノベーションにより、製品を編み上げた後の縫製作業が必要なくなり、多額の経費と時間の削減が可能となります。

製造工程

通常ニットセーターは、前身頃、後身頃、袖といったパーツを別々に編んだあと、それらを縫い合わせて仕上げます。この製造方法では、多量の廃棄物が発生します。

アルファタウリは、SHIMA SEIKIの3Dニッティングテクノロジーを導入し、無縫製によるホールガーメントをデザイン。これにより素材の使用量を30%削減し、「廃棄物ゼロ」を実現。またこのニッティング技術により、オンデマンド製造も可能となり、着る人の身体にジャストフィットするニットウェアをカスタムメイドできるようになります。アルファタウリのニットウェア製品はすべてヨーロッパで製造されています。

アルファタウリの3Dニットウェアコレクション

2019年春夏コレクションで初めて導入された3Dニッティングテクノロジー。今ではアルファタウリのすべてのニットウェアが同テクノロジーを使って製造されています。2019年秋冬コレクションでは、軽量のメリノウールとカシミヤの混紡糸で編み上げた3Dニットセーターがメンズ・レディース双方のコレクションに登場。快適な着心地を提供する高機能糸を使用したセーター、フーディ、スウェットパンツのネイビーカラーモデルをメンズ限定で展開します。これらのデザインはオンラインショップでご紹介していますので、ぜひご覧ください。

イノベーション